トヨタ クラウン (7代目 S12 ’83-’87):スタイリングを洗練し国産車初のMSC車を追加設定
1955年に初代モデルがデビューしたトヨタのプレミアムモデル「クラウン」は、1983年8月に6度目のフルモデルチェンジを実施し、7代目モデルとなりました。クラウンとしてのアイデンティティーを継承しながら、スタイリングは先代よりも洗練味を増しました。又、国産車初となるMSC(メカニカルスーパーチャージャー)エンジン搭載車が追加設定された事もトピックでした。
スタイリングは直線基調を踏襲しつつ、先代よりも若干曲線が取り入れられると共に、「クリスタル・ピラー」と呼ばれる樹脂処理されたCピラーが採用されました。シャシーは、クラウンの伝統となったラダー型ペリメーターフレームが踏襲されました。ボディバリエーションは2ドアハードトップが廃止され、4ドアセダン/4ドアハードトップ/ステーションワゴン/ライトバンの4種類となりました。
ボディサイズは全長4,690~4,860mm×全幅1,690~1,720mm×全高1,420~1,515mmで、実質的に先代とほぼ同等のディメンションでした。一方、2代目モデルから6代目モデルまで2,690mmに維持されてきたホイールベースは、改正された小型車規格に適合させる為30mm延長され2,720mmになりました。車両重量は先代と同等若しくは若干軽い1,250~1,500kgでした。
日本自動車博物館 名車解説ブログ::7代目トヨタクラウン
日本のモーターリゼーションの扉を開いた車
今も昔も「いつかはクラウン」
初代~7代まで一堂に日本自動車博物館で展示中!
・水冷直列6気筒DOHC 1988cc 160ps/6400rpm
・全長×全幅×全高(mm) 4860×1710×1410
・18.5mkg/5200rpm 1G型 発売当時価格\3,027,000
初代モデルから数えて7代目にあたるクラウンのデビューは '83年の8月。
さらに品質を高めて登場した7代目は、瞬く間にライバルに追いつく。
トピックスは上位機種のリヤサスペンションに独立懸架式のセミトレーリングアームを採用したこと。
ただし、先代までの伝統に則り、ペリメーター型フレームやボディサイズなど、全体的には大きな変更はない。
ボディバリエーションは同モデルから2ドアハードトップが消え、よりパーソナルユースに特化したデザインの4ドアハードトップになる。
エンジンは計11種が搭載され、のちに3.0リッター、2000スーパーチャージャーが追加される。最高級のロイヤルサルーンに4輪ESC(アンチスキッド・コントロール)と、世界初の10気筒可変容量コンプレッサー仕様のオートエアコンが採用されていた。
“いつかはクラウン”&“ロイヤル・ツインカム”をキャッチコピーに、同クラスの圧倒的なシェアを獲得した。
1984(昭和59年)トヨタ クラウン MS123型 TOYOTA CROWN typeMS123
いつかはクラウンのCM集 MS110/120
トヨタクラウンCM 120 系
いつかはクラウンかな
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いつかはクラウン 7代目 トヨタクラウンアスリート pic.twitter.com/itCQUxAdZf
— 車CM・雑誌キャッチコピーbot (@COBRA11E46) December 4, 2016
久しぶりに妄想イラスト。いつかはクラウンなナナイチ pic.twitter.com/Mm7txipcEO
— かわゆう (@375_chaser) December 17, 2016
@kota_gdb_8378 私も気になったので調べてみました(*^_^*)
— アルペン (@Ski_Ski_streaga) June 26, 2016
どうやら、1983年に石坂浩二さんがコマーシャルで言ったことで「いつかはクラウン」という言葉が定着したそうです!
ちなみに7代目クラウンのCMです!